使いすぎていないかな?(3年 スマホ授業)
2019年9月27日 15時33分 1学期に保護者を対象に行った「インターネットやスマートフォン・携帯電話に関するアンケート」の結果をもとに、全学年において子どもの実態に応じた授業を実施することとしています。
本日は、3年生の授業です。根本教諭から「この前のアンケートで、一日2~3時間インターネット等を使っている子が4人もいることが分かりました。このことをどう思いますか?」と子どもたちに聞きました。子どもたちは「やりすぎ」「目のことが気になる」「ご飯を食べたり宿題をしたりするのはいつやってるのかな?」などと答えました。
次に、下記の写真のように、食事中に携帯電話を見ている子どもにお父さんが何かを言っている絵を見せました。「これは、使いすぎなのかな?」と質問すると、「使いすぎ」という子と「使いすぎではない」という子に分かれました。「使いすぎ」という子の理由は「わざわざご飯の時にまで見る必要がない」「ご飯の時にまで見ているのなら、他の時にもきっと見ているはず」などでした。逆に「使いすぎではない」の理由は「この時だけかもしれない」「途中でやめられなくなっただけ」というものでした。
最後に、脳の写真を見せ、ゲームをやりすぎると前頭前野といって感情をコントロールする部分が働かない脳になってしまうことを説明しました。
どこまでやれば使いすぎ・・のように教師側が何らかの答えを示すのではなく、親子で話し合ってみようという投げかけをして授業は終わりました。それぞれが、自身を振り返りながら、今後どのようにしたら良いかを真剣に考えている様子が見られました。