ケータイ・スマホでどんなことができるのか!(竹の子1組の授業から)
2019年9月6日 11時15分 本校では、夏季休業を前に、インターネットやスマホ等の利用実態を正確に把握し、今後の指導に役立てたいと考え、アンケート調査を実施しました。その結果、多くの児童が利用していることや、その利用方法や利用形態も学年に応じて違いが見られることが分かりました。
そこで、夏休み中に研修し、2学期にはどの学年でも児童の利用実態に応じた指導を学級担任が行うということにしました。
この日は、竹の子1組が「ケータイ・スマホでどんなことができるのか!」というめあてで授業を行いました。子どもたちは、メールや電話のほか、道案内や調べものができること、動画や写真を見られることなど、多くのことを発表しました。
すると、担任は「こんなに便利なものなのに、どうして家の人は買ってくれないのかな?」と発問しました。この発問で、子どもたちはもう一度、冷静に考えてみました。しばらくした後、「目が悪くなる」「頭が痛くなる」「ほかのことができなくなる」など、使いすぎることの問題点を挙げることができました。
ここまで考えさせた後、担任は脳の写真を子どもたちに見せました。使いすぎることが脳の働きにも悪影響を及ぼすことを視覚で理解させる、有効な資料提示でした。
授業の最後には、子どもたちから「ゲームをやっていると頭を使っていない。だから、ゲームは時間通りにやろう」「ゲームばかりやりすぎないで運動するのが大切」などの感想が出されました。ケータイやスマホなど便利なツールと上手に付き合うにはどうしたら良いかを考えさせる有意義な時間になったようです。