終業式の話
2021年12月23日 10時05分さて、12月13日に今年の1文字が発表されました。今年の1文字に選ばれたのは何という字か知っていますか?そう、「金」ですね。今年は1年遅れのオリンピック、パラリンピックが開催され、多くの日本人が金メダルをとったり、大谷翔平選手がMVPをとったり、コロナの給付金が出されたりといろいろな意味で「金」となったようです。では、小学生が選んだ今年の1文字は何だと思いますか? 小学生が選ぶ今年の1文字というのをベネッセという会社が実施したそうです。「しまじろう」で有名な会社です。1位は何だと思いますか?
それでは、3位から紹介します。3位は「幸」。コロナでも家族や友達がいて幸せ、コロナが落ち着いてきて幸せ等が理由だそうです。続いて2位は「笑」。今年は笑顔でいる時間が長かった、マスクでも友達とたくさん笑った等です。そして1位は…「楽」です。今年は友達と楽しく遊べた、去年より行事がたくさんあった等だったそうです。みんなにとって、今年の漢字1文字は何だったでしょうか?時間のある時に考えてみてください。
小学生が選ぶ漢字1文字から、家族や友達への感謝が理由に挙げられていました。向笠っ子のみんなも、きっと同じように家族や友達に感謝の気持ちをもった1年だったと思います。友達と学校で普通に生活できることはとても大切なことだと先生方も思っています。また、コロナが落ち着き、マスクがあっても普通の学校生活が少しずつ戻ってきていることに先生方もみんなうれしい思いでいっぱいです。2学期の始業式で広島平和式典での小学生2人による平和への誓いを紹介しました。その中で、「互いに認め合う優しい心を持ち続けます。私たちは、相手の思いに寄り添い、笑顔で暮らせる平和な未来を築きます。」という部分がありました。いつも当たり前のように近くにいる友達ですが、「友達を認め、やさしい気持ちで友達の思いに寄り添って、笑顔でいられるように」と友達に対して思うことが大事です。友達を大切にし、友達に対してそんな気持ちをもてた2学期になりましたか?この後、担任の先生から「かがやき」を受け取ると思いますが、2学期の振り返りをしっかりして、2学期の締めくくりをしましょう。
最後に、13日間という短い冬休みですが、漢字「幸」の中で家族に感謝ということがありました。みんなも家族に感謝の気持ちをもって、たくさんお手伝いをしてください。事故、けがのない13日間にし、1月6日の始業式でみんなの元気な笑顔を見ることを楽しみにしています。