校長室から

6月14日(月)会礼

2021年6月15日 12時05分

 来週、21日からの国際理解週間に向け、2つの国について話をしました。

 日本と似ている国旗をもつ2つの国です。

 

 

 

  日本の国旗をパワーポイントで示し、日本と似ている国旗を持つ国をクイズ形式で、子どもたちに聞いてみました。真ん中の国旗を示した時、4年生の男子が、「パラオ」と答えました。翌日朝、教室を回った時、「パラオ」と答えた子どもに「すごいね」と声をかけると、自主勉強で勉強したと自分で描いた国旗の絵を見せてくれました。一番右の国旗を示すと、今度は6年生の男子が、「バングラディッシュ」と答えました。社会科では学習しない内容ですが、子どもたちは興味をもったことを自主的に学んでいたようです。

話は、バングラディッシュと日本の比較を主な内容としましたが、国旗が似ているのに、国の様子が違うことを分かった様子でした。

話の中でバングラディッシュの民話である「たまごからうま」(酒井公子:再話、織茂恭子:絵、偕成社)と「世界がもし100人の村だったら」(池田香代子:再話、C.ダグラス・ラミス:対訳、マガジンハウス)の2冊の本を紹介しました。

 
 

「世界がもし100人の村だったら」の本から「いろいろな人がいるこの村ではあなたと違う人を理解すること相手をあるがままに受け入れることがとても大切です」という一節を紹介しました。低学年には難しい言葉ですが、国際理解という観点からは、とても重要な一節であると思い紹介しました。 
 「世界がもし
100人の村だったら」の本がおうちにある人と聞いたところ、数人の子どもが手を挙げました。日本も国際化が進む中、今日の話から、日本も含め、いろいろな国のことを考えるきっかけになればと思っています。