校長室から

運動会開会式での挨拶(校長室から)

2020年10月26日 11時21分
子どもたちへのお話

 本日は皆さんの願いが叶い、大変素晴らしい秋空になりました。秋に運動会を行うのは、本校では平成18年以降ですので、14年ぶりということになります。
 本日は、ご多用の中、本校の運動会に保護者の皆様をはじめ、多くの地域の皆様に足を運んでいただきましたことに、大変高いところからではございますが、感謝申し上げます。また、朝早くからPTA役員の皆様・保護者の皆様には、準備を手伝っていただきました、誠にありがとうございます。子どもたちは本日までへこたれることなく、懸命に運動会の練習や準備に取り組みました。子どもたちが日に日に成長する姿に、私はすでに多くの感動をもらってきたところです。本日は、その成果を精一杯に発揮してくれると思いますので、子どもたちの活動に声援や応援を宜しくお願いいたします。
 なお、感染症対策を講じながらの応援となりますので、何かとご不便をおかけするかと思いますが、ご協力をお願いします。何かと暗くなりがちなご時世ですが、今日はぜひ、子どもたちの姿に元気と勇気をもらって帰っていただければと思います。
 さて、児童の皆さん、これまで皆さんを見てきて強く思うことがあります。それは、いかなる結果にかかわらず、一生懸命の姿は何より格好いいということです。悔しそうに友達の背中を追いかけて走る姿、お互いにダンスを見せ合ったり教え合ったりする姿、プロジェクトを組んで自分たちで種目やルールを考える姿など、どれもたまらなく格好いいものでした。

 今日は、私からそんな皆さんに3つのことを期待したいと思います。
 一つ目は「自分から」動くということです。これまでの練習でやるべきことはすべてやってきました。自分が何をすべきかを考え、自信をもって、行動してみましょう。
 二つ目は、仲間と協力して「自分たちで」作り上げる運動会にするということです。1人では出来ないことも、仲間と力を合わせることで大きなことを成し遂げることができます。ぜひ、仲間と助け合う運動会にしましょう。さらにファミリーで動くことも多くなりますので、互いに学び合う運動会にしてください。
 三つ目は、「最後までやりきる」運動会にするということです。これまで皆さんは一生懸命練習してきました。その練習の成果を最後まで力を出しきることは、自分のためであり、みんなのためでもあり、そしてここに応援に来てくれている全ての人のためになります。
 では、「自分から」「自分たちで」「最後までやり切る」運動会になることを期待して、私の挨拶とします。
※ 挨拶の中で、本校では平成18年以降ですので、14年ぶりということになります」と言うべきところを「平成8年度以降・・」と間違えて言ってしまいました。そうしたところ、運動会終了後に、ある子どもから「校長先生、計算が合いません」と指摘を受けました。ちゃんと私の話を聴いていてくれたことに、ここでも嬉しく思いました。