運動会を前に思うこと
2019年6月7日 11時19分私は、4月当初から、目指す子ども像として自らを伸ばそうとする「自主」、うちのクラス、うちの学校を自分たちの手でさらに良くしていこうとする「自治」、多くの地域の方々の力を借りて学校教育が成り立っているのならば、自分たちは地域に対して何ができるだろうと考える「貢献」の3つの姿を示してきました。今回の運動会も、「自主」「自治」「貢献」を具現化する運動会にしたいと考えています。
2 「やらされる」のでなく「進んでやる」(自主)
最も大事なことは、子どもたち一人一人が主人公になりうる運動会であるか否かということです。そのためには、子どもたちがやりたいと思える種目を準備し、子どもたち一人一人にしっかりとめあてをもたせ、そのめあてを達成させるための練習における教師の支援が必要であると考えています。
運動会では、瞳を輝かせて、自身の思いを表現しようとする子どもの姿こそ、何よりも価値をおきたいと考えます。
3 子どもたち同士で考える(自治)
本当に楽しい運動会にするためにはある程度の規律(ルール)が必要なんだということを子どもたち自身が気づくようにしたいものです。そのうえで、子どもたち同士で注意しあい、高めあえる雰囲気を高めるように支援したいと考えています。
4 地域の方々に何ができるか考える(貢献)
応援してくれる保護者や祖父母、地域の方々に対して、子どもたち自身がありがたいと思えば、自然に会釈し、「ありがとうございます」の言葉がでるだろうと思います。そういったことも、地域への貢献の第一歩だと私は考えます。
5 最後に
1件の事故も起こさないという最大限の安全配慮を行うことを大前提としながら、子どもたち全員が心から「楽しかった」と思える運動会になるよう、全教職員の総力をあげて努力しますので、保護者や地域の皆様方のお力添えをお願いいたします。