校長室から

4月4日 平成31年度入学式 校長式辞

2019年4月4日 11時16分
子どもたちへのお話 本日入学した三十二名の新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
 桜の花も頑張って、皆さんを迎えてくれました。 皆さんは今日から、140年を超える伝統ある向笠小学校の仲間になりました。私も皆さんと同じように、今日の入学式を楽しみにしていました。もちろん、私だけでなく、皆さんのご家族、会場のお客様、向笠小学校のすべての先生、そして2年生から6年生までのお兄さん・お姉さん、みんなが、首を長くしてみなさんの入学を待っていました。


さて、今日から皆さんは向笠小学校の一年生です。皆さんに私から三つのお願いをします。
一つ目のお願いは「かしこい子」になってほしいということです。分からないことが分かるようになる、できなかったことができるようになるのはとても楽しいことです。向笠小学校にはお勉強の上手な先生がたくさんいますので、ぜひ楽しんで勉強してくださいね。
二つ目のお願いは「やさしい子」になってほしいということです。友達のいいところをいっぱい見つけてあげてくださいね。そして、自分がされて嫌なことはほかの子にもしないようにしましょうね。
三つ目のお願いは「すこやかな子」になってほしいということです。皆さんにとても大切にしてほしいものがあります。さて、ここでクイズです。分かった人は手を挙げてね。お父さんやお母さんからいただいたもの、目には見えないもの、一つしかないもの、なくしてしまうともう戻ってこないもの・・そうです、「いのち」です。命を大切にしてくださいね。


ここで、お父さんやお母さんに、お話をしますので、少しの間、待っていてくださいね。
保護者の皆様、本日はお子様のご入学、誠におめでとうございます。私たち向笠小学校の教職員一同はすべての子どもたちを全力で愛し、一人一人をかけがえのない存在として大切に育てていきます。そして、学校教育目標「瞳 輝く子」の具現化に向けて、精一杯努力していく所存でございます。保護者の皆様には、ぜひ子どもたちに「朝の力」を付けてあげてほしいと願っています。「朝早く起きる」「朝ご飯をしっかり食べる」「朝の挨拶をする」の3つです。学校の教育は家庭での教育や地域での教育なくして成立することはできません。六年間という長い月日においては、照る日曇る日さまざまですが、いつの時でも、お子様の健やかな成長を願う心は、一つでございます。卒業の日まで、変わらずご理解・ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。