研修

クロームブックを使って自分の歌声をチェック!(4年 音楽科)

2021年5月25日 11時07分

 先日(5月19日)、唱歌「さくらさくら」の学習を、chromebookを活用して行いました。前回の授業で、「さくらさくら」の曲がもつ雰囲気について「落ち着いている」「ゆったりとした」「昔ながらの」「(桜が満開で)明るく華やか」など、イメージを膨らめた4年生。今回の授業では、「さくらさくら」の雰囲気を生かした歌声で歌おうというめあてで、練習を始めました。
 自分の歌声を歌いながら分析したり、修正したりするのは難しく、慣れていないうちは歌うことも歌声について考えることも中途半端になってしまいます。そこで、今回はchromebookのカメラで自分が歌う姿を録画しました。

自分の歌う姿や歌声を確認してみると、「思ったより歌声が大きかった(小さかった)」といった、声の大きさに関する分析や、「歌っているときにキョロキョロしていて気になった」といった歌う姿についての反省が出てきました。録画をみているときの児童のつぶやきの中には「声がかすれてる…」という声の質(音色)に関する気付きもみられました。

 
 何度か試しの録画をしてから視聴を繰り返して、最後に一回気持ちをこめて歌う姿を録画しました。録画して、客観的に自分の姿を振り返ることで、曲の雰囲気に合った歌声づくりへの道がみえてきました。
 いつもは一人で歌う歌のテストが、みんなで一斉に行う形となり、児童にとっては不安解消につながったと考えます。また教師は録画を放課後にチェックすることで、一人ひとりの歌声の持ち味がわかり、『早く次の授業で子どもたちを褒めてあげたい!』という気持ちになりました。