研修

主体的に学んでいく力がつくための校内研修②(2年 音楽)

2020年9月29日 13時00分
2年

 2時間目に行われたのは、2年生の音楽です。「生活の中にある音を楽しもう」という単元において、身の回りにある様々な音を組み合わせて音楽づくりをしようという活動に取り組みました。

 担当教師は「1匹のセミから思いつくことを物語にしてみましょう」と子どもたちに投げかけました。子どもたちは、小グループに分かれ、早速話し合いました。しかし、どんどん作業が進むグループばかりではありません。発想が広がらずに話し合いが停滞してしまうグループも出てきました。

 この様子を見た担当教師は、話し合いを一旦止めます。早く進んでいるグループに途中経過を発表させるとともに、どのように発想を広げればよいか幾つかのヒントを出しました。こうした担当教師の支援により、どのグループの話し合いも活発になりました。

 ある程度物語ができてくると、その物語の中ではどんな音が聞こえてきそうかを話し合いました。「猫のミャーという声」「生き物が動くチョロチョロという音」「雨のザーザーという音」など発想はすごく広がりました。
 授業のおわりに担当教師から「次の時間は、今日話し合って出てきた音を組み合わせて一つの音楽を作っていくよ」と話をすると、子どもたちはワクワクした様子で、早く次の時間の活動をやりたいという態度を見せていました。