学校日誌

『リト』を読んで…(図書室掲示コーナー)

2022年2月16日 18時16分
 図書室前の図書コーナーに、『リト』を読んでの感想(作者宛の手紙)が掲示されています。

『リト』ってどんな本??

多くの方は、そう思われたことと思います。実はこの本、昨年の1月15()に、ある匿名の方から、磐田市教育委員会に寄贈(100冊)された本です。

 ※以下、磐田市ホームページの記事より

“市内在住のグランマ(匿名希望)様から、山元加津子氏の著書「リト」100冊が寄贈されました。この本は、子犬「リト」と様々な人や動物たちとの出会いを通して、生きていくために「かけがえのないものは何か」などを教えてくれる物語です。グランマ様は、「コロナ禍の今に通じる内容で、勇気をもらえる素敵な本です。子どもたちや先生方など、多くの方にぜひ読んでいただきたい」と寄贈への思いを話してくれました。教育長から、「子どもたちと一緒に『リト』の気持ちを読み取っていきたいと思います。ありがとうございました」とお礼の言葉を伝えました。”

 

 磐田市内の小中学校に寄贈され、本校にも2冊の『リト』が届きました。昨年末の読書週間に合わせて、一度に多くの児童が読めるよう、向陽中、大藤小、岩田小から合計8冊を、期間限定でお借りし、たくさんの5、6年生の子どもたちが『リト』を手に取りました。

 その中の数名の児童が、作者の山元加津子さん宛に、感想を書きました。早速、山元さんには原本をお届けする予定です。

図書室前の掲示物は、『リト』を読んでの友達の思いを、ぜひ全校の皆さんにも知ってもらえたらと、向陽学府の司書リーダーさんが工夫して掲示してくださいました。まだ手に取っていない児童も、興味をもって読んでくれたらいいなと思います。