学校日誌

食塩水でレインボー水を作ろう

2021年9月15日 10時06分

科学クラブでは914日(火)に、虹色の水を作りました。どんな実験かというと、濃度が異なる食塩水に好きな色をつけ、試験管にピペットでそおっと色水を入れていきます。

5色の色水がきれいな層に分かれる様子を観察して、なぜ層ができるのか考える…はずでした。が、なかなか思うように層になりません。濃度の違う色水には、入れる順番があるのです。しかも、試験管の壁に伝わせながら、上手に入れないと混ざってしまい、くっきりと層になってくれません。色の順番も、センスが必要です。きれいなグラデーションになるには、コツが要ります。何度も試行錯誤しながら、レインボー水を作りました。





  きれいにできるコツは、濃度の高い色水から入れること。同じくらいの量ずつ入れること。そして、最も重要なのは「根気」です。時間が足りず、あっという間の45分でした。「おいしそう。」「みてみて、コーヒー牛乳みたい。」「2色のしましまもあり?」「もっと、やりたい!」「1時間くらいほしい。」などなど、楽しいつぶやきが聞かれました。

 中には、納得がいくまで何度も繰り返し、やり直す子もいました。夢中になっている証拠ですね。うまくできることが目的ではなく、あきらめず挑戦したり、偶然できた面白さを味わったりすることが大事です。できあがったレインボー水を並べてみると、素敵な時間だったことが分かりました。