学校日誌

「学校の新しい生活様式(文科省編)」の改訂を受けて

2020年12月17日 18時06分

 文部科学省は、最新の知見等を踏まえて「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~学校の新しい生活様式」の改訂を行いました。これを見ると、10歳未満及び10代では罹患率が他の年代と比べて低くなっていること、同一の学校において5人以上の感染者が確認された小学校は12件(全体の0.06%)であること、感染経路は小学生の73%が家庭内感染であることなどが報告されています。したがって、極度に感染症に対して恐れる必要はないけれど、決して安心もしてはいけないということだと捉えています。

 養護教諭は、本校児童の様子を見て、もう少ししっかりと子どもたちに呼び掛けた方がよいと考えたことを、掲示物にまとめ、子どもの目につくところに掲示しました。

 児童昇降口の靴箱には、下の写真のように、「外で運動した後は、昇降口でマスクを着けて教室に入ろう」という掲示を行いました。これは、運動後マスクを外したまま教室に入る子どもが増えたことによる注意喚起になります。

 さらに、廊下にある手洗い場には、「歯磨きのマナー」としておしゃべりしないこと、コップでうがいすること、勢い良く口の中の物を出さないことを呼び掛けています。これは、歯磨きをする場がクラスターの原因になっている事例があるという報道を受けての注意喚起となります。

 今後、学校では、冬場における教室内の換気について、今まで以上に注意を払っていきます。空気の入れ替えをしながらも、窓を開けることにより室温が著しく低下し、子どもたちや教職員に健康被害が生じないように、エアコンを併用しながら適切に換気する方法を検討し、共通理解を図っていきます。