学校日誌

冬に鍛える!~持久走記録会に向けた試走

2020年11月26日 15時12分

 今年度も持久走記録会を12月11日(予備日:15日)に予定しています。行事の精選が叫ばれ、持久走大会自体をなくした学校もあるように聴いていますが、本校では「記録会」という形で継続しようということにしました。

 この日(11月26日)は、本番に向けた試走の1回目が本番さながらに行われました。今年も、低学年は約800m、中学年は約1200m、高学年になると約1600mを駆け抜けます。これまで子どもたちは、昼休みなどを使って、自主的に練習してきたこともあり、総じて前向きに取り組んでいたように感じます。すごく辛そうな表情をしてゴールに戻ってくる子もいますが、途中であきらめる子は一人もいませんでした。最後まで走り切ることが何より重要なことです。

 さて、本校ではなぜ持久走記録会を継続したのか…一定距離を走り切ることは決して楽なことではありません。しかし、走り切ることができるだけの心と体を作っていくためには、自分なりに練習計画を立ててやり続けなければなりません。もちろん、本番だって辛くて苦しい場面に遭遇するでしょうが、歯を食いしばって頑張ることも必要になります。そういった「たくましさ」を子どもたちに身につけさせたいと考えたからです。さらに、同じ考えは、昨年度、保護者の皆様からのアンケート結果からも多く見られました。

 試走を終えた子どもたちを見ると、私は明らかに昨年度からの成長を感じました。「逞しさ」「自信」といったものを多くの子どもから見ることができました。ぜひ、ご家庭におかれましても、何位などという結果だけに目を向けるのではなく、子ども自身の頑張りに目を向け認めてあげてください。なお、次回の試走は12月2日(水)に予定しています。
<高学年女子のスタートの様子>
<高学年男子の様子>