予告なしで行った避難訓練で見つけた子どもたちの良さ
2020年10月6日 14時11分 この日(10月6日)の昼休み、全校に「ただいま、地震が発生しました。自分の身を守りなさい。」というアナウンスが流れました。子どもたちに避難訓練の予告をしていませんでしたので、突然の出来事ということになります。
今回の避難訓練で、私は子どもたちの良さを見つけることができました。2つ紹介します。1つ目は、進んで自分の身を守る行動を取ることができていたということです。写真に見られるように、運動場で遊んでいた子どもたちは、訓練放送直後、運動場中央に走りだし、身を低くして落ち着くのを待ちました。その後、教室にいた子どもたちも、次々と静かに運動場に集まり、速やかに整列することができました。
2つ目は、整列の際の6年生の行動です。先生たちは校内を見回りながら運動場に降りてくるのですから、その間、運動場には子どもたちだけで避難していることになります。運動場にいた6年生が、低学年の前に立ち、整列させてくれていたのです。そして、学級担任が到着すると、6年生はバトンタッチするように、自分の場所に戻っていったのです。
これらの行動を目の当たりにして、いざという時にも子どもたちだけできちんと動くことができるなと安心しました。避難訓練としては、本年度はこれで終わりとなります。