ファミリータイムに見る「自主・自治」
2020年6月5日 07時32分 この日(6月4日)は、今年度2回目のファミリータイムです。今年度から日課表の工夫で生まれた時間で、昼休み後の15分間、週に2回設定しています。前回は初めての顔合わせでしたので自己紹介などを行いお互いを知ることから始めました(詳しくはこちら)。
下の写真を見ていただくと、「仲良くやっているなあ」「楽しそうだな」とは思うでしょうがそれ以上の特別の何かがあるようには見えないでしょう。
でも、よく見ていただくと、どの写真にも教師の姿が写っていないのです。このことがすごいことだと感じるのです。もちろん、教師は職員室でくつろいでいるわけではありません。運動場にいるのですが見守り(黒子)に徹しています。
リーダーである6年生は、事前に立てた計画を職員室前の掲示板に貼り出しておきます。昼休みの間には、運動場にラインを引いたり、遊びに使うものを用意したりして、6年生は準備を進めます。時間になったら下級生は指定された場所に集まり6年生の指示に従いながら協力して遊びに参加します。
15分という時間は、だらだら過ごすと何もせずに終わってしまうほどの短い時間です。でも本校の子どもたちは汗びっしょりになって自分たちだけで異学年での遊びを楽しむことができます。これこそが「自主・自治」の姿だと感じました。