本年度、昼休みの時間を昨年度より５分長くして、子供たちが元気に外遊びをする時間や、創意を生かして委員会活動・係活動に取り組む時間などを十分に取れるようにしました。また、５時間目の開始時刻を５分遅くしたことにより、昼休みを時間いっぱい有効に使うことができるようにしました。
　４月の昼休みの様子を見ると、運動場で遊ぶ子が昨年度より増えています。遊びの種類もサッカー、キャッチボール、鬼ごっこ、鉄棒、一輪車、遊具遊びなど様々です。日課を変更したことが、子供たちの良い表れにつながっているように思います。

　本校で唯一、１組・２組がある学年が２年生です。クラス替えをして新しいクラスメイト、新しい担任と共に新年度がスタートして、２週間がたちました。
　この日は、両クラスとも算数で「時こくと時間」の学習をしました。子供たちは前年度の学習を基に、「何時間・何分間」という考え方や、午前と午後を付けた時刻の表し方などを理解しようと取り組んでいました。また、自分の考えを堂々と話したり、友達の発表に反応したり、たくさんのことをノートに書いたりする姿に、入学から１年間がんばってきた成長を感じました。

　５年生が書写の授業で、毛筆に使う墨汁づくりに挑戦しました。普段は、そのまま筆で字が書ける墨液を使っていますが、この日は、少量の水で固形の墨をすり、時間を掛けて墨汁をつくりました。はじめは、できたと思って字を書いてみると薄い筆跡になってしまうことに子供たちは驚いていましたが、すればするほど濃い字が書けるようになることを実感し、自分がつくった墨汁で、それぞれの名前を丁寧に書くことができました。