登校時刻の新たな設定について(保護者や地域の皆様へのお知らせ)                              

この度、登校後の子どもたちの安全管理面から、登校時刻を明確にする必要があると判断し、下記のような対応を取ることとしました。


1 登校時刻を新たに設定する理由
 登校時刻について、現在、子どもたち及び保護者に周知されていないため、登校時刻はグループによってばらつきがあり、余裕をもって早く登校するグループも見られます。早く登校した場合、職員の目が行き届かず、子どもたちの安全を担保することが困難な状況も考えられるため、登校時刻を明確にする必要があると考えました。
 なお、向陽中学校をはじめ、向陽学府の他小学校においては、既に解錠時刻を午前7時45分以降とするなど対応を図っています。

2 登校時刻
 午前7時50分から午前8時を目途に昇降口を通過する。(なお、午前8時を過ぎても、遅刻にはなりません。日課表には、午前8時15分までに準備すると明記されています。)

3 子どもたちへの説明について
 子どもたちの中には、「早く学校に着いて早く予定表の記入など、支度が終われば外で遊べる」「 早く登校できないことは損である」という考え方が少なからず根付いているように感じます。ついては、今回の学校の決定事項に対して子どもたちにきちんと説明する必要があると考えました。

 各学級担任から、下記のとおり、子どもたちに説明しました。

○ 「早く登校すればたくさん遊べる」という考えはよく分かるが、午前7時30分頃に到着した場合、先生たちはまだ全員が学校にそろっているわけではないので、その時間帯に何か事故や病気などがあったときに、きちんとした対応ができない。だから、安全面を考えてこのような対応にさせてもらった。

○ さらに、早く学校に着きたいと焦る気持ちで、速足で登校すると、事故のもとになるし、低学年にとって(ゆっくり歩きたい人にとって)楽しい時間にならない。だから、登校中は、しゃべらずに速足で歩くのではなく、ゆっくりとおしゃべりを楽しみながら仲良く登校してほしいと考えている。(遅く来ることは損ではなく、道中を楽しみながら来ることに喜びを見出したい)

○ 先生たちは、8時ごろには教室若しくは廊下にいて、みんなの元気な顔と出会えるようにしたい。


3 その他
(1) 職員は、午前8時には、教室で子どもを迎えるようにします。(無理な場合は学年団で相談して廊下等で子どもたちを迎えるように対応します。)
(2) 登校時刻を遅らせることで、支障がある場合や御意見がある場合はお知らせください。