1学期始業式 校長挨拶  「何事も自分から進んで」                   

 平成31年度が始まりました。先日、新しい元号も発表され、何となく新しい時代に突入するようなわくわく感を持っているのは、私だけではないと思います。
 午前中の入学式で32名の1年生が入学し、全部で148名になりました。私たち向笠小学校の先生たちは、148名全員の成長を応援しています。

 さて、「進んで」という言葉をキーワードに、こんな子どもになってほしという私の願いを3つお話しします。
 1つめは、「進んで自分自身を伸ばす」ことです。1人1人の得意なものを自信をもって発揮してほしいと願っています。算数が得意な子は、算数の時間にみんなに教えてあげて欲しいし、運動が得意な子は体育の時間や運動会等の機会で活躍してほしいです。みんなの考えをまとめるのが得意な子は話し合い活動等の場で活躍してほしいし、きれい好きな子は掃除の時間に、掃除の仕方をみんなに教えてあげてほしいです。
 2つ目は、「進んで自分の学級や学校をよくする」ことです。皆さんは自分の学級がどんな学級になればいいと思っているでしょうか。そしてこの向笠小学校がどんな学校になればいいと思っているでしょうか。その思いを実現するのは他の誰かではありません。先生や友達に任せておけば‥なんて考えるのもよくありません。自分たちで話し合ってどんどん自分の学級や学校を良くしていこうとする姿を望んでいます。
 3つ目は、「進んで挨拶をする」ことです。人間は1人では生活できません。お父さんやお母さん、地域の人や、友達、先生・・と多くの人と関わり合うことで、生活しやすくなるし、勉強や運動もできるようになります。上手にまわりの人とかかわるにはまず挨拶するのが一番です。できれば「笑顔」を加えて、笑顔であいさつすれば、挨拶された人はいい気持ちになるし、あなたのことを助けてあげようと思うでしょう。
 皆さんが進んで取り組む姿を、私たちは応援します。失敗なんかおそれることはありません。進んで取り組んで、それでもうまくいかなかったら、そのときは先生たちが助けます。この1年間、一緒に頑張りましょう。