校長室から

始業式の話

2022年1月6日 10時54分

 皆さん、新年あけましておめでとうございます。

終業式で、「16日の始業式でみんな元気な笑顔を見ることを楽しみにしています。」と言いましたが、今日みんなの笑顔を見て、冬休み中、大きな事故やけがもなく元気に過ごせたんだなと、とてもうれしい気持ちになりました。

さて、今年は寅年ですね。インターネット検索で寅年を調べたら、寅年は、「新しく立ち上がること」や「生まれたものが成長すること」という年だそうで、新しいものやことを発見する年と言えるかもしれません。

新たな発見といえば、私は、この冬休み新たな発見をしました。皆さんこれを見てください。これは何ですか?・・・・コンセントですね。何気なく使っているこのコンセントですが、コンセントの穴の右と左で、穴の長さが違うのを知っていますか?何気ない発見ですが、この穴の長さの違いには意味があるそうです。時間があったら調べてみてください。

もう一つ新しい発見をしました。皆さんこれは何の看板ですか?そうセブンイレブンの看板です。3年生以上のみんなでアルファベットの勉強をした人は、大文字と小文字がわかると思いますが、ここを見てください。SEVEnとなっています。SEVENのはずですが、Nだけ小文字のnです。何気なく見ている看板でしたが、私は今年Nの違いに気が付きました。私は何か新しい発見をしたようでとてもうれしい気持ちになりました。

新しい発見ということで、『挨拶』を考えてみましょう。朝登校して、友達と朝の挨拶をするとき、「今日の○○さんの挨拶、いつもと違って、ちょっと元気がなかったな。」とか、「○○さんの挨拶いつもより、大きな声で、笑顔で挨拶していたな。」というような、挨拶を気にしているだけで、友達の新たな発見があるかもしれません。そんな時、友達に「今日朝元気なかったけど、何かあった?」とか、「今日は気持ちの良い挨拶ができて私もうれしかった」というだけで、一日気持ちよく過ごせるかもしれません。勉強でも、算数で計算の工夫を勉強している学年もあると思いますが、「この方法のほうが、計算が速くなるかな」新たな発見をしようと考えながら、勉強に取り組むことも大切かもしれません。

今日から3学期が始まりました。3学期は、次の学年の0学期、新しい学年の準備をしていく学期と話した友達がいました。新しい学年の準備の3学期は、「新しい発見」をする学期と考え、自分のよさを新たに発見する、友達のよさを新たに発見する、勉強の楽しさを新たに発見する、運動の楽しさを新たに発見するなど、学校生活を送っていくなかで、新しい発見ができるよう、生活の中で小さな変化に気付ける目を持ってほしいと思います。

まだまだ、新型コロナウイルスの流行は続きそうですが、コロナ対策をしながら今日から始まる学校生活を、一生懸命頑張っていきましょう。

最後まで話をしっかり聞けました。大変立派でした。