研修

書き初めの練習「大きな空」(4年 書写)

2021年12月9日 17時21分

この日(12月9日)の2,3時間目に、4年生は「書き初め」に挑戦しました。書き初めは、1月2日に行うのが習わしと言われ、この日に書くことによって書道がうまくなると昔から言い伝えがあります。また、昔は1月2日が仕事始めとされており、一年の仕事始めの日でもあるので、目標やうまくいくことを願うという意味で行われているとも言われています。

条幅(長い用紙)に書く機会が少ない子どもたちにとって、書き初めの作品を仕上げることは容易ではありません。4年生の課題は『大きな空』。先月から学校の書写の授業でも半紙で練習を重ね、今日はいよいよ、条幅でのチャレンジです。

教師からの説明が一通り終わり、いよいよスタート。会場の体育館は“シーン”と静まり返り、集中力も高まります。「書は心画なり…」以前子どもたちにその意味を教えましたが、まさにそれを意識した雰囲気の中、どの子も真剣な表情で筆を走らせます。約70分間、集中を切らすことなく、みんな頑張って書き上げました


本日一番上手に書けた作品については学校で保管し、本番は冬休みの課題としてチャレンジします。3学期の初めに、子どもたちが取り組む「令和4年 本当の書き初め」の作品を見るのが、今からとても楽しみです。