研修

自分たちで育てたそばを使って「そば打ち体験」(3年)

2020年12月24日 12時24分
3年

 3年生は、8月下旬に種をまくところから、収穫、脱穀、製粉作業まで行ってきましたので、この日(12月24日)はこれまでの作業の締めくくりと言ってもいいでしょう。いよいよそば打ちを体験することになりました。

今日も「向笠そばを楽しむ会」10名の方々にいろいろと教えていただきながら、3年生がそば打ち体験を行いました。そば粉は、前回(11月26日)に子どもたち自身が製粉作業を行ったものを使用しました。
 
 3年生は3~4人のグループに分かれ、そばを楽しむ会の方々に道具の使い方やそば打ちの秘訣などを教えてもらいました。まず、楽しむ会の方々が打ち方の手本を見せてくれました。子どもたちはそれをじっと見つめながら、「いいにおいがする」「そば粉がどんどん変わっていくよ」「固まってきたね」などと感想を話していました。さらに、手本を示してくれている大人の方の手先を見ながら、一緒に手を動かして打ち方を覚えようとしている子もいました。


 いよいよ子どもたちの番です。2人で一緒にそば粉をこねたり、伸ばしたりしました。手にくっついて、ちょっと気持ち悪そうにしている子もいましたが、みんな真剣そのものです。どんどん出来上がっていく様子に、まんざらでもなさそうです。

 例年であれば、そば打ち体験後にみんなで作ったそばやそばがき、そば湯などを味わうのですが、今年は感染症予防の観点から、その場で食することは諦めました。「そばを楽しむ会」の方々も、「子どもたちにそばがきを食べてもらいたかったなあ。あれはお店でもなかなか口にできないからね。」と残念がっていました。自分たちが打ったおそばは、家族へのクリスマスプレゼントとして持たせてくれました。(なお、そば打ちの様子を少しだけ、トップページに動画で紹介します)