鋸鎌(のこぎりがま)を使って「稲刈り」体験(5年)
2020年10月21日 12時38分 代掻き(6月8日)から始まった5年生のお米作りですが、その後、田植え(6月17日)、薬剤散布(7月29日)の様子をホームページでもお伝えしてきました。この日はいよいよ稲刈りです。これまでずっと指導してくださった松野さんは、「のこぎりがま」を人数分用意してくれていました。松野さんは、この鎌の使い方から丁寧に指導してくださいました。「右手に鋸鎌を持ち、稲株を左手で握る」「鎌は振り回しても切れない。のこぎりのように引くと切れる」ことなどを順序立てて教えてくれました。
いよいよ一列に並んで稲刈りのスタートです。最初は、鎌の使い方にも慣れていないせいか、ほんの少しだけ握って、悪戦苦闘しながら切っていましたが、時間を経るごとにコツをつかみ、スピードも速くなりました。「靴が泥だらけになっちゃった」「靴下までびしょびしょ」などと言いながらも、笑顔で刈った稲を松野さんのトラックの荷台に運ぶ表情は生き生きしていました。
最後に松野さんは、コンバインでの稲刈りを子どもたちに見せてくれました。手作業との速さの違いに、子どもたちは目を丸くしていました。