「つながり」「かかわり」を深めた修学旅行(2日目)
2019年10月26日 09時40分 2日目の午前中の最初は、3つのコース(江戸切子・江戸文字提灯・扇子)に分かれ、体験活動を行いました。さらに、体験後には様々な質問を行いました。江戸切子コースでは「どうして職人になろうと思ったのですか」「仕事の魅力は何ですか」など物づくりにかける思いなどもインタビューしていました。それに対して、職人さんから「技術に終わりはありません。常に上を目指しています。」「単純な模様はごまかしがきかないのでかえって難しいです。」などの言葉も引き出せていました。
体験活動後は、浅草寺及び仲見世通りの散策を行いましたが、傘をさしていても洋服や靴がびしょびしょになってしまうような、あいにくの雨模様となりました。
午後は、東京スカイツリー内をグループで自由に見学しました。ここでは、雨に加えて強風という悪天候でしたが、天望デッキから見る外の景色は、雲がものすごい勢いで流れていく合間から東京の街並みを見ることができ、何とも幻想的なものでした。
すべての行程が終了し、学校に到着した後、添乗員さんから「向笠小の6年生は本当に仲がいいですね。いろんな学校でグループがバラバラになったなどの問題を目にしますが、この学校ではそういうことが一切なかったですね。素晴らしかったです。」とほめていただきました。
帰着式では、校長からも「出発式で3つの期待する姿についてお話ししましたが、皆さんの行動は3つとも期待以上の素晴らしいものでした。ぜひ、家に帰ったら家族にお土産話をいっぱいしてください。これは私からの宿題です。」と子どもたちをほめました。
今回の修学旅行では、バスや新幹線の座席、グループ編成において、意図的に多くの子どもたち同士がかかわれるような設定をしたこともあり、これまで以上にお互いの良さを見つけることができたのではないかと感じました。さらに、添乗員さんからもあったように、グループで協力して行動し、集合時間の5分前には全グループが集合場所にしっかり集まるなど、他を思いやる行動が随所に見られました。
今回の修学旅行をとおして、「この仲間とならば、今後もいろんなことを乗り越えてゆける」と感じることができたのではないかと思います。