速くきれいに泳ぐコツを教わる(4・5年)
2019年7月18日 12時22分 静岡県の「体育実技指導協力者派遣事業」の一環として、健康運動指導士の資格を持つ中野直子氏に来校してもらい、水泳に関する専門的な指導を行ってもらいました。関西弁で元気におしゃべりする方で、子どもたちも同氏の指導方法にすぐに魅せられた様子でした。
まず、人が浮きやすい姿勢(ストリームライン)を子どもたちに意識させました。「さんまをイメージして」「頭が上がると重心が下がって水の抵抗が大きくなるよ」など、自身で手本を見せながら、子どもたちにも分かりやすい言葉で指導していました。
クロールを泳ぐ時は肩鎖骨から腕を大きくかくことや、平泳ぎを泳ぐ時は、手と足を一緒に動かさないことなど、基本的な動きを教えてくれました。短時間の指導でしたが、子どもたちからは「泳ぎが速くなったみたい」「泳いでいて気持ちよかった」などの声が聴かれました。
子どもたちを指導した後、中野氏は「私は、怒鳴ったり強制したりする指導は嫌いです。内発的な動機付けを大事にしたいし、データなどの科学的知見に基づいた指導を行いたい。そのことで、子どもたちが泳ぎが好きになり、健康になってくれればいい。」と、自身の指導観について話してくれました。