学校日誌

今年度最初の「きわめタイム」を行いました。

2021年5月6日 10時16分

「きわめタイム」とは昨年度より実施している補充・発展学習のことです。授業での学習から芽生えた疑問や興味など、自分が「解決したい」との思いを「極める」時間として「きわめタイム」と名付けました。子どもたちの「もっとやりたい」という思いを大切にした学習ができる本校の特色ある取組の一つです。
 1回目は40名ほどの子どもが希望し、それぞれの課題に向かって集中して取り組みました。


  6年生9名は、5/29(土)のファミリーウォークラリーの目的地やコースについて調べたり、コロナ禍のため、首都東京に変わる修学旅行の目的地の資料集めをしたりしました。タブレットを使って自由に検索し、「ここへ行ってみたい」「ここおもしろそう」など瞳を輝かせながら調べていました。

 


   5年生7名は、算数や社会科の復習を中心に黙々と取り組んでいました。グループになって互いに教え合い学び合う子、先生と11で課題を克服している子、全員が真剣そのものでした。予定していた課題ができると「やったあ」と満面の笑顔を見せていました。担任と一緒に喜びを分かち合う姿が印象的でした。


   4年生15名。社会科の県名を互いに競いながら学んでいました。参観会の授業でやったように、地形に着目しながら県名をインプットする子、動物の名前が入っている県名から覚える子、ただ暗記するのではなく、様々な見方で特徴を捉えながら学んでいました。音楽室では、希望した女の子3名が素敵なハーモニーを奏でていました。傍らには音楽専科の先生がいましたが、にこにこ笑顔で見守るのみ。まさにそこにいた人たちはしんでいる様子でした。



3年生の教室をのぞくと教室での参加者は一人。先生を独り占めしながら分かるまで繰り返し勉強していました。二人のとても良い関係に声を掛けるのが申し訳なく思い、邪魔をしないようにそっと通り過ぎました。その他の子はというと、外でなんとも楽しそうに長縄8の字跳びに15名くらいの子が挑戦していました。「はい、はい、はい」という元気な掛け声や歌のリズムでタイミングを教える子たち。初めは恐る恐る跳んでいた子も次第に自信をつけていました。縄を回す先生方も励ましながら声を掛け、できたことを褒めていました。遊びを通して学ぶ雰囲気がよく表れていました。


 2年生は4名と少数精鋭。好きな絵を楽しそうに描いて先生に見せにくる子、算数の問題をやり切って満足そうな子、ほのぼのとした良い時間が流れていました。先生とのいい関係を垣間見た感じです。

あっという間の45分間。「子どもは学びたがっている」という言葉は本当だなと思いました。なんといっても「先生を独り占め」できるお得感が最高です。今後も学習内容がさらに進化していくといいなと思いました。

次回「きわめタイム」は525日(火)です。