学校日誌

スズメバチ対策に進化したハチトラップを…【自然だより⑤】

2021年4月26日 10時39分
 日に日に暖かくなり、権現山周辺の生き物たちの活動が活発になりました。とても嬉しいことなのですが、手放しで喜べない生き物も動き始めました。オオスズメバチです。子どもたちの近くにさえ来てくれなければいいのですが、より住みやすい環境を求めてやってきます。向笠小は、よほど居心地がよいと思われます。トンボ広場や植木の周り、ビオトープなど、子どもたちの学びの環境にも巣を作ろうとします。

この時期は女王蜂が巣作りに取り掛かります。女王蜂を1匹捕まえると何万匹という蜂が近づくのを抑えられます。今年も昨年に引き続き用務員さんがハチトラップを仕掛けてくれました。進化したハチトラップをご覧ください。少量ですが、効果抜群です。蜂も賢いですから、一度危ない目に遭うとそこを避けようとします。「ハチトラップバリア」を張ることで蜂にも「この辺りは来ないでね。」と呼び掛けています。校舎周辺のいたるところにありますので、発見してもそっとしておいてくださいね。

 【ハチトラップ2021】

 【ハチトラップ2020】