中学校教員による小学校への乗り入れ授業
2019年6月5日 11時31分 向陽学府においては、小学校において、中学校教員の教科専門性を発揮し、子どもたちへの指導の充実と、中学校生活への不安を解消するために、乗り入れ授業を行っています。
本校には、向陽中学校から、音楽と英語の担当教員が週に1回来てくれています。
本日(6月5日)、加藤教諭が英語の授業のために来校してくれました。5年生と6年生の授業に入り、ALTと一緒に会話の練習をする際に、子どもたちに手本を見せるなどしていました。
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向陽学府においては、小学校において、中学校教員の教科専門性を発揮し、子どもたちへの指導の充実と、中学校生活への不安を解消するために、乗り入れ授業を行っています。
本校には、向陽中学校から、音楽と英語の担当教員が週に1回来てくれています。
本日(6月5日)、加藤教諭が英語の授業のために来校してくれました。5年生と6年生の授業に入り、ALTと一緒に会話の練習をする際に、子どもたちに手本を見せるなどしていました。
小中一貫教育の取組の一つとして、本校6年生児童が向陽中学校の体育大会を参観しました。午後からの競技である縦割りのリレーと、全校生徒によるよさこいソーランの踊りを間近で観ることができました。
子どもたちは、中学生の力一杯の走りとまとまった踊りに迫力を感じた様子で、「すごかった」と感想をもらしていました。さらに、演技後の休み時間に、本校の卒業生である中学生が6年生のもとに駆け寄ってきてくれて、「今の演技、どうだった?」と感想を求め、仲良く談笑する姿も見られました。
向笠・大藤・岩田の3地区の自治会連合会長、学校運営協議会委員代表、PTA会長、コミュニティスクールディレクターなど12名を迎え、向陽学府運営協議会を大藤小学校にて実施しました。
同小学校の授業参観を行った後、学校側から本学府の一貫教育のあり方等について説明を行った後、参加者から本学府の子どもたちの実態をふまえ、今後つけさせたい力はどのようなものかなどについて協議を行いました。
学校側からは、学府目標を「地域を愛し、生きる力を身につけ、国際社会に対応できる子」の育成と定め、3小合同で観音山自然体験学習を行っていることや学府のあいさつ運動(年3回)など子ども同士のつながりを図っていることや、中学校教員(英語・音楽)による小学校への乗り入れ授業など教員同士のつながりについて説明を行いました。
参加者からは、「こういった取組を行ってくれているのはうれしい。ぜひ継続を。」「あいさつもできるようになっている。さらに高学年の子どもが引っ張ってほしい」「子どもたちは穏やかで仲がよいが、課題を乗り越えていくたくましさや自ら行動する姿勢、自分の意思を発信する力が弱いように感じる」などの声があがりました。
特に「たくましさ」といったことについては、どの学校においても課題として挙げられており、今後の教育実践において重点的に取り組むべきことが焦点化されました。