第1学期 始業式の話
2025年4月7日 16時30分 向笠っ子のみなさん、こんにちは。令和7年度のスタートです。皆さんは学年が1つ上がりました。進級、おめでとうございます。今日は午前中に、24人の新1年生の入学式があって、今年度の向笠っ子は全部で156人になりました。156人で、向笠小学校の特別な1年のスタートです。
今、“特別な1年”と言ったのは、来年の4月からは、向笠小学校・大藤小学校・岩田小学校の3つが1つになって向陽小学校がスタートしますね。今年度が向笠小学校として最後の1年になるからです。最後の1年ということで、もちろん、寂しい気持ちはあります。その一方で、新しい学校の校舎や運動場で向笠っ子がキラリと輝いて、勉強や運動を頑張る姿が楽しみだなという気持ちもあります。
向笠っ子が向陽小になってからもキラリと輝くために大切なことは、どんなことでしょう。校長先生は、今まで皆さんがこの向笠小で頑張ってきたことを、この1年も同じように続けていくことだと思っています。皆さんが今まで頑張ってきたことは3つの合言葉で表すことができましたね。
友達やファミリーの仲間と仲良くする、協力する、心配する、許してあげるなどの「やさしさ」。進んで挨拶をする、めあてをもって進んで勉強や運動に取り組む、人に言われなくても自分で考えて行動するなどの「自分から」。友達と話し合って何かを決める、意見が違うときにはどうすればいいか話し合う、みんなのために係の仕事や委員会活動、ファミリー活動を工夫するなどの「考え出す」。今年度も3つの輝きがたくさん見られることを、先生たちも、おうちの人たちも、地域の人たちも、みんな楽しみにしています。
校長先生は2年前に向笠小学校に来てから、毎日、権現山の「せいじつ」の文字を見るたびに、向笠っ子のことをよく表している言葉だなと思っていす。まじめに取り組み、うそをつかないこと。集中して最後までやり抜くこと。やる気満々でがんばること。自分が決めたことや約束したことをちゃんと守ること。などの意味が「誠実」という言葉にはありましたね。特別なこの1年、1日1日を大切にして、向笠っ子一人一人の誠実な姿でキラキラ輝く毎日にしていきましょう。